アンチエイジングの話

先日、ミスチルの桜井さんがやっているbank band主催のbank fesの映像を見る機会がありました。
僕が見たのは2009年のものなので、今から3年前。そこに米米クラブ石井竜也さんがあの名曲を歌いに来たわけです。最近の石井さんを見た訳ではないんですが、今とそんなに違わないと思います。
この石井さん、ステージの上で物凄く若いんですね。肌はぴちぴちに見えるし、動き回るし。
気になったのでウィキペディアで年齢を調べてみましたらば、なんと今年53歳。とてもとても50代には見えません。これこそアンチエイジングか、と思いました。

そういえば先月、アンチエイジングの話を「文化系トークラジオLife」でしてました。こちらは今までの放送も含めてアーカイブで聴けますので、よろしければどうぞ。

TBS RADIO 文化系トークラジオLife
http://www.tbsradio.jp/life/index.html

その放送を聴いて、という訳ではないので内容の解説などはここではやめておきます。

その石井さんですが、歌っていたのはもちろん「君がいるだけで」。1992年の曲という事なので、今からちょうど20年前の曲。この曲にもまったく古い感じはありませんでしたが、歌っている石井さんにもまったく歳をとった感じがありませんでした。特に驚いたのは声が若い事。普通に聴いている分には当時と何も変わりません。

アンチエイジングの本質とはこの驚きなのかと、最近気付いた次第です。
つまり、年齢を聞いたときに「えっ??」となる、この?の数が多い分だけアンチエイジングが成功しているという事なのではないでしょうか。

ただ服装を若くしたり髪を染めるなら、見た目の年齢はそれほど誤摩化せません。歳をとった人が若作りをしてしまって、と哀れに思われて終わりです。
そもそもの見た目が若くなければアンチエイジングじゃないって事ですよ。
髪に白いものが混じるようになったら、好きな色に染めましょう。ほうれい線が気になりだしたらヒアルロン酸を注射しましょう。目が悪くなったと感じればレーシックしましょう。

常に、お洒落しましょう。若い女の子と付き合いましょう。見た目の年齢に合ったファッション雑誌で知識を付けましょう。今更、ウラハラはやめましょう。必要なら、クロムハーツを買いましょう。鎖じゃらじゃらさせましょう。

結局、究極のアンチエイジングって特殊メイクって事。