音楽業界の今後 2

今回もトラックバックになります。こちらのボーカルさんのブログをご覧下さい。
http://d.hatena.ne.jp/girlnonstop/20121009/1349750743

まず、輸入盤と国内版の値段の違いについては素晴らしい記事が見つかりました。こちらです。
http://fuyu-showgun.net/2011/10/import_cd/

このブログでフユショウグンさんが指摘されているように、海外と日本ではレコード会社の成り立ちから大きく違うようです。ボーカルさんが書いている日本のCD価格の内訳については、熱波ちゃんのブログで良い記事を一度見つけたんですが、見失いました。すみません。
CDのレンタルに関しては、やはりアメリカではやっていないようです。ただ、図書館では安く借りられるとの事です。

適正価格云々の話ですが、僕は映画なら1200円くらいまでしか出してません。普通に観ようと思えば1800円ですが、サービスデイや前売り券を買う事でなるべく安く観ています。本などは新書でも700〜1000円ですが、よほど読みたいと思ったものでなければ新品では買いません。
結局、費用対効果を考えて効果が勝っていると思う価格が適正価格なのではないでしょうか。そして、それは様々なものにおいて、人によって違いますよね。なんて、もともこもないですけど。

変わらない、変わろうとしないレコード会社には見切りをつけて、自分でなんでも出来るレーベルや会社をつくってしまおう、という本が津田さんの「未来型音楽サバイバル論」という本です。この本は、音楽プロデューサーの牧村憲一さんとの共著という事もあり、なかなか説得力のある本でした。
また今の時代、SNSはもちろん、最近ではクラウドファンディングなども盛り上がってきています。クラウドファンディングではCAMPFIREやREADYFOR?が有名ですね。その他にはGrow!というサイトも盛り上がりを見せています。
つまり、たくさんの人から寄付を募ったり、月額課金のような形で活動をサポートしてもらうやり方ですね。従来のCDやライブで知名度を上げつつ、さらにその収益をバンドの活動に充てるというやり方ではなく、より直接ファンに活動を助けてもらうというイメージでしょうか。

少し、短いですが今日はこの辺で。次回はこのクラウドファンディングやGrow!について、もう少し突っ込んだ記事を書きたいと思います。
ではでは。