文章を書くという事

ビックリしました。
前回の更新で違法ダウンロード刑事罰化について書いて、その頃はまだまだ先の事と考えていた10月1日から何日か経ち、やっとこ更新です。お待たせしました。

メルマガブームと言われる昨今ですが、どうにもそんな事はなく、始めてみたは良いもののなかなか購読者を増やせずに廃刊という方が増えているようです。また、ネットには無料のテキストが溢れ、有料の記事に価値を見出すのが難しいと考える方も少なくないのではないでしょうか。
ドワンゴがブロマガというサービスを始め、cakesというコンテンツプラットフォームがサービスを開始しました。これから情報の有料化の波が押し寄せるのか、はたまた衰退していくのか。どうなるのか、僕には正直まったくわかりません。
ただ、個人的には第一の壁として、デジタルコンテンツを購入する事への迷い、あるいは戸惑いや不安のようなものがあるように思えます。つまり、デジタルなもの、言わば実体のないデータに対してお金を支払う。しかも、そこで支払われるお金も、クレジットカードからの引き落としなど、実体がないものです。ものを買うのに、目の前で商品とお金の授受がないというのは、これはかなり不安になります。と、こんな事は色んな本などですでに沢山語られている事だとは思うので、この辺で。

つまり、文章でお金を貰えるプロの書き手と、お金を貰えないアマチュアの書き手の違いとは一体なんなのか。
この事について疑問に思った僕は、津田大介さんに質問をぶつけてみました。津田さんのメルマガを購読しているので、Q&Aのコーナーに質問が出来るんです。また、僕のような出版業界で経験のない者がお金が貰えるライターになるには、どうすれば良いのか。こういった事を聞いてみたわけです。
そして、その質問は運良く採用され津田さんの回答をゲット出来ました。

以下「メディアの現場vol.47」より引用

これからのライターは、「自分の文章にどれだけ価値を与えられるか」で明暗が分かれるのかな、と。あとは「編集」的視点をどれだけ持てるか、そして、書いた文章をどう読者まで届けるのかということを意識できる書き手が成功するんだと思います。

だそうです。ただ、これは僕のような素人にはまだまだ難しい事だと思います。現時点で僕の文章にはまだ何の価値もありません。この話はプロとプロが戦う場合という事でしょう。そしてもう一つの質問、未経験のライター志望がこれからやるべき事とは。こちらは引用するのもアレなので、要約します。曰く、「自分のテーマを見つけ、毎日ブログを書く。ネタに詰まったら、ネタを探す為に人に会ったり本を読んだりする」という事でした。
なんだか、蒙が啓けた気がします。

そもそも、このブログはバンド活動の一環として始めたものですが、バンドは今や活動休止状態ですので。なにはともあれ、ブログをなるべく更新することで、ブラインドタッチの精度と文章のスキルを磨いていこうと思います。

まだ自分のテーマは見つかりませんが、基本的には今回書いているようなネットで何が起きているかという事や、著作権関連の事が好きなんです。どうなる事やら。なるべく、日記のような形ではない、読む人の目を意識した文章を書けるように精進します。

今後ともよろしくお願いします。